ほ育牛の管理方法

ほ育牛の管理方法 

 

 

ほ育牛が搾乳牛になった時に稼げる牛であるためには、病気にならず、健康に育つ必要があります。
 ほ乳期の管理を今一度確認してみましょう。

 

1 初乳で免疫ゲット! 

  病気に対する免疫を持たずに生まれてくる子牛には、早く充分な量の初乳を飲ませることが重要です。良質な初乳にはチャック付き袋などに入れ、冷凍保存すると便利です。利用時はタンパク変性防止のため、ぬるま湯で解凍しましょう。

 

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2 発酵乳を活用しよう  

 移行乳などは発酵乳にすることで、夏は半月、冬はひと月の常温保存が可能になります。
 発酵乳を作る時は、次の点に注意しましょう。

 ・生乳は抗生物質が残っていると発酵しづらく、血乳が多い場合は腐敗の恐れがあります。
 ・発酵完了まで継ぎ足しは可能ですが、継ぎ足し量が多くなると不良発酵の原因となります。
 ・給与時はそのままで構いませんが、給与しづらい場合は発酵乳2~3に対し、お湯1の割合
 で薄めます。

 

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3 ほ乳器具は清潔に   
 ほ乳瓶やほ乳バケツは使用後すぐに洗浄し、適切に保管しましょう。
 

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4 何を観察すればいい?   

   ほ育牛はわずかな不調が命取りとなる事例も多く、あっという間に容態が変化します。日頃の観察で平常時と不調時の見極めをしましょう。

 

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