草地のギシギシを防除しましょう
<ギジギシ類の特徴>・・・更新後にギシギシが増えていませんか?
- 1株に平均1万粒の種子をつけます。
- 種子は、土中に20年以上埋まっていても、80%以上の発芽率を持ちます。
- 種子の深さが4cm未満になると出芽率が高まります。
ギジギシ防除の要は、草地でギシギシの種子を増やさないことです。
ギシギシに有効な除草剤を施用できる最終番草刈り取り後を利用して、ギシギシの増殖を抑えましょう。
<除草剤使用のポイント>
(1)施用時期は・・・
薬液は葉の表面に付着後、根に移行していきます。施用の適期は、ギシギシの葉が手のひら大になった頃から草丈20cmまでです。
写真1「除草剤散布は、ギシギシの葉が手のひら大の頃」
寒さによって茎葉部に変色や葉の傷みが生じる前に施用しましょう
写真2「こうなる前に散布しましょう。」
(2)施用薬剤の選択と散布量は・・・
下の流れ図を参考に、除草剤の施用パターンを選ぶ。
【除草剤の施用パターン】
上の流れ図で選んだパターン別の施用方法に基づいて施用する。
【パターン別施用方法】
<新播草地>
<経年草地>
ブレーキランプ・ウインカーに土が付いていると、後続車に合図が見えません。作業前にランプ類の汚れをチェック!!
(この情報は、2017年10月に厚岸郡(厚岸町・浜中町)の農業者向けに発信したものです。)