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最終更新日:2019年3月23日(土)

春の準備を始めましょう!~早春施肥と早期放牧~

 

早春施肥について

 チモシーは萌芽期に施肥をすることで、1番草の有穂茎(穂が出る茎)が多くなり、収量が増加します。萌芽期とは、ほ場全体の4~5割程度が芽を出し、色づくタイミングの事を言います。
 当地域(平年)では4月24日頃に萌芽期を迎えることから、施肥作業の準備を進める必要があります。

◇採草地への施肥時期と収量の関係(図)

施肥
図 早春の施肥時期がチモシー1番草乾物収量に及ぼす影響(根釧農試、1986)

  • 早春の採草地への施肥は、早ければ早いほどチモシーの1番草収量が増加します。これは、チモシーの特性で、春の早い時期に窒素を吸収すると、有穂茎が多くなるからです。有穂茎は栄養茎(穂が出ない茎)より重いので、収量が増加します。
  • 施肥時期が遅くなってもチモシーは窒素を吸収しますが、収量への影響は小さくなります。
    ⇒施肥作業は草地が乾き、トラクターが入れるようになったらすぐに実施しましょう!

早期放牧について(搾乳牛の放牧馴致)

 馴致とは、乳牛を外気温に慣らしたり、第一胃内ルーメン微生物を放牧草に対応できるように変化させることで、成牛の場合、放牧未経験牛で2週間~1ヶ月程度、経験牛で9~10日間必要です。
 春の放牧馴致を行うことで、放牧開始時期から放牧草を最大限活用することができ、スプリングフラッシュ抑制にも繋がります。
 ⇒放牧の馴致も兼ねて草丈が10cmになった時、または5月上旬頃に放牧開始できるよう準備しましょう!

放牧

 

農作業機械のメンテナンスを行い、農作業時期に備えましょう。

 (この情報は、2019年4月に厚岸郡(厚岸町・浜中町)の農業者向けに発信したものです。)

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