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最終更新日:2019年8月23日(金)

これからの飼料管理について


  今年産の粗飼料の給与が始まる頃です。今年の1番草の生育期間は、降雨が少なかったこともあり、農業者やコントラ作業者から「バンカーの踏み込み作業は草が乾燥気味で踏みにくかった。」という声が聞かれました。今年の1番草サイレージは、踏圧が十分にかかっていないサイレージが一部あるかもしれません。9月以降も気温の高い日が多いことから2次発酵に注意しましょう。

1 バンカーやスタックの切り替え時には、粗飼料分析の実施を!

 飼料の切り替え時は様々なトラブルが発生しやすくなります。新しい粗飼料に変わる 時には、分析回数を増やし成分を正しく把握して、飼料設計に使いましょう。

取り出し面が凹凸

写真1 取り出し面がで凸凹

2 2次発酵の防止(サイレージの取り出し方)

 バケットで下から上にあおって取る方法は、サイレージの中の方まで空気が入るので、2次発酵(変敗)が進みます。また取り出し後、下の方に崩したまま残しておくと、その部分も2次発酵が進みます。 2次発酵を抑制するため、取り出しは上から下にかき下ろすようにし、表面はなめらかに垂直に維持するなど空気の進入を抑え、より丁寧なサイレージ取り出しを行うなどサイロ管理を徹底しましょう。
理想的な取り出し面

写真2 理想的な取り出し面(取り出し面が垂直で滑らか)

カビ

写真3 2次発酵したサイレージ(湯気やカビが見られる)

3 重石で乗せたタイヤを上手に活用しましょう

 開封後、天面のタイヤをサイロ側面に残し、サイレージ取り出し中も空気の流入を減らす事ができます。
   牧草サイレージに腐敗やカビ等を発見した場合は、取り除き、安全な粗飼料を給与しましょう。

重石

写真4 側面タイヤ

4 飼料タンクや給餌機もチェック!

 飼料タンク内の配合飼料等にカビが発生していないか確認するとともに、給餌機等の衛生状態を確認し清潔な飼料の給与に努めましょう。

ヒヤリ・ハットは、危険シグナル! 忙しい時こそ「安全確認」省かずに! 

この情報は、2019年9月に厚岸郡(厚岸町・浜中町)の農業者向けに発出したものです。

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