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最終更新日:2019年12月24日(火)

融雪剤施用で春作業を順調にスタート


  3月に入り、日も長くなって春の訪れを実感してきました。今月は、融雪剤の効果的な施用方法を考えていきます。

1 融雪剤施用のメリット

ほ場乾燥が早期化するので

1 施肥が早く可能に → 萌芽期の施肥で牧草の生育促進を図れる(図1)。
施肥時期と1番草収量の関係

       図1 施肥時期と1番草収量

2 放牧の早期化を図れる。

3 耕起が早く可能に → 飼料用とうもろこしの栽培日数が確保できる。

2 融雪剤の効果は

 平成30年に釧路東部地域7箇所で、融雪剤施用の有無による融雪の違いを調査しました。
写真の木札の右側が融雪剤を撒いた区画、左側が融雪剤を撒かなかった区画です。
 平成30年3月12日3月12日(試験区設置)

2018年3月13日   3月13日(1日目)2018年3月14日     3月14日(2日目)    
                                     ※写真は、釧路太田広域活動保全組織提供

 施用の有無による融雪の効果ははっきりしています(図2)。

積雪深の推移

図2 融雪剤施用の有無と融雪の違い
(平成30年) 釧路東部地域7箇所平均
【提供】釧路太田広域活動保全組織

3 融雪剤の施用時期は

  • 日中の最高気温がプラスで、平均気温が-3℃以上
  • 施用後20cm以上の降雪が見込まれない。  ことが目安です。
         ↓

 厚岸町・浜中町ですと、3月12日ころになります。

4 融雪剤の施用方法は

  •  施用量は、40~60kg/10a  ※防散融雪炭カル(カーボンンブラック入り防散炭カル(アルカリ分50%))の場合カーボンブラック入り融雪剤

写真 カーボンブラック入り防散炭カル

カーボンブラック入り防散炭カルですと、アルカリ分が粒状炭カルと同じですので、土壌の酸度矯正にもなります。

  • 「吹き溜まり」、「防風林の際」は確実に散布しましょう。
  • 撒くときムラがあってもOKです(図3)。

融雪剤の撒き方

図3 融雪剤の撒き方(イメージ)。

エンジン始動前に周囲を確認 春の農作業安全確認運動がスタート(3月1日~5月31日) 

この情報は、2020年3月に厚岸郡(厚岸町・浜中町)の農業者向けに発出したものです。

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