普及センター調査研究【ICT】で牧草の自動走行刈り取りデモを見学
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10月17日(木)に別海町西春別地域みらい館及びKEHバイオ株式会社草地にて、牧草の自動走行刈り取りデモンストレーションが行われ、普及センター調査研究【ICT】メンバー他7名の普及員が参加しました。
9月に行われたバンカーサイロにおける自動走行踏圧デモンストレーションに続く公開事業として行われました。
実演では、平坦な草地60m*33mの面積を円弧ターンで旋回する(2往復)自動走行が行われ、刈り残しもなくスムーズに刈り取り作業が行われました。
今回は小さな面積での実演でしたが、ほ場面積が4ha以上あれば、枕刈りを除いた内面積が総面積の50%を超え、面積が広くなるほどロボット車両の導入効果は高くなると試算されていました。
実用化に向けては、変形のほ場や凹凸、スリップ時にどのように立て直すかなど、ほ場で起こるイレギュラーにどう対応していくかを検討していく必要がありそうです。
自給飼料生産の現場にも確実にICTの技術導入が進んでおり、自動化に伴う作業環境や考え方も大きく変わっていくことを実感するデモンストレーションでした。 -
自動走行による牧草の刈り取り作業
作業終了後、自動運転制御システムの説明を受ける