ファームバリューアップ講座で付加価値活動を学ぶ
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令和元年11月8日、釧路管内の高付加価値化を考える農業者を対象にJAしべちゃ会議室にて26名の出席で講座を開催しました。
講師は平成21年に広尾町に新規参入した菊地ファーム(広尾町)の菊地亜希氏に依頼し、菊地ファームカフェと乳加工(アイスクリーム・牛乳)への取組経過や、酪農を伝える活動などを聞かせて頂きました。
就農前からの思いである「酪農を身近に感じられるきっかけになる場所にするための加工販売で、酪農を通して地域に貢献していきたい」と取り組む活動に、「思いの強さに感動した」などの感想も聞かれました。
意見交換では「どのようなきっかけで物産展に参加することになったのですか」「参考にした事例はどこでしたか」「ピロロフェス(一次産業・食・音楽・雑貨販売を融合させた体験型イベント)では牧場に人が来るのですか」などの質問に、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。
その後、付加価値活動に必要な新たな情報を学ぶため、釧路保健所標茶支所大原専門員より「食品衛生法の改正による必要な取組について」としてHACCPに沿った衛生管理や営業許可制度の見直し、食品表示の切替などの情報提供をして頂きました。
普及センターでは、これからも講座開催をはじめ、地域の高付加価値活動への支援を行っていきます。
講師の菊池ファーム菊池亜希氏
会場の様子
情報提供をいただいた釧路保健所標茶支所大原専門員
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