野生動物による農作物被害にどう向き合うか

野生動物による農作物被害にどう向き合うか
~指導農業士・農業士釧路地区連絡会議 冬季研修会~

 

 

 

 1月27日に北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議は標茶町で冬季研修会を開催。北海道立総合研究機構環境科学研究センターから2人の講師を迎え、エゾシカ・タンチョウ・アライグマ・ヒグマの生態と被害対策のポイントを学びました。
管内ではエゾシカによる農作物被害が常態化している中、令和元年の標茶町では雄のヒグマ(DNAで同一の1頭と判明)が放牧中の牛を襲う被害が発生しています。対策として日々の放牧頭数確認や行方不明時の早期対応が重要であることが分かりました。
また空知地方で大きな被害をもたらしているアライグマが最近は十勝・釧路でも目撃例があること、アライグマは繁殖力が強いので見かけたらすぐ捕獲するよう注意喚起がありました。
複数の指導農業士からは「野生動物の誘引・侵入防止策を地域ぐるみで考える必要性を実感した」等の声が挙がり、被害防止策の啓発につながる研修会となりました。

 

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  野生動物の対策を学ぶ会員や関係機関職員

 

 

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