指導農業士・農業士会が初めて高校教員と懇談

初めて指導農業士・農業士会が高校教諭と懇談

 

 

 北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議は令和元年5月15日に標茶高校で春季研修会を開催し、高校・連絡会議・普及センター・振興局の4者が農業の担い手確保に向けた連携活動のあり方を検討しました。 
 
 
 はじめに農業教諭の案内により育苗ハウスや食品加工実習室・搾乳ロボット牛舎を視察した後、校長から講演『高等学校における農業教育の現状』を聞き、新学習指導要領のポイントや標茶高校の取組を学びました。午後は2人の指導農業士を座長に『学習指導要領の実践』と『農業プロジェクト学習の充実』をテーマにグループ討議を行いましたが、生徒への指導方法の悩みを聞いて助言したり、連携活動に向けた様々なアイデアが挙がるなど、各班で活発な討議が見られました。
 
 
 参加者からは「今まで接点がなかったので大変有意義だった」との声が多く、生徒のプロジェクト活動支援や新入生確保対策・教諭との相互理解の促進を求める声がありました。一方、高校側からは「学習指導要領の実践に向けて地域と連携していけると実感した」・「生徒だけでなく若手教諭の育成においても協力願いたい」等の声が得られました。
 
 同連絡会議では管内で唯一農場を持つ標茶高校の生徒の9割が非農家出身であることに注目し、一人でも多くの高校生に農業分野を進路に考えてもらえるよう、平成30年度から進路座談会や校内実績発表大会等の校内行事に指導農業士・農業士を派遣しています。今回の研修会を通じて高校側との相互理解を一層深めることができました。
 
 
 

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教諭から作物栽培や食品加工指導の実状を学んだ

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搾乳ロボット牛舎やサイロを見て回る指導農業士・農業士

 

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指導農業士・農業士会との連携強化に期待を寄せる校長

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指導農業士の進行により2班でグループ討議

 

 

 

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