実践事業成果のページ

 

 

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森林・林業再生プラン実践事業

森林・林業再生プラン実践事業の実践成果


・コスト・生産性が向上

 鶴居村森林組合では、実践事業の検証として鶴居村内におけるコストと生産性を精査しました。この結果は次のとおりであり、鶴居村森林組合が従来実施してきたチェンソー伐倒・ブル集材による作業システム(従来型)と比較するとコスト・生産性ともに大幅に向上、またハーベスタ+フォワーダによる作業システム(高性能林業機械)とはほぼ同様の結果が得られました。

 検証の数値は平成24年に取りまとめたものであり、ウインチシステムは現在も作業工程の改善が進められており、現在ではコスト・生産性ともにさらに向上していることを確認しています。

 

工程

従来型

高性能林業機械

ウインチシステム

伐倒 

チェンソー

フェラーバンチャ
ハーベスタ

チェンソー
ハーベスタ

木寄

 

グラップル

ウインチ

集材

ブルドーザー
グラップル

フォワーダ
グラップル

ウインチ
グラップル

造材

チェンソー

ハーベスタ
プロセッサ

ハーベスタ

巻立

グラップル
ブルドーザー

グラップル

グラップル

生産性

2~4m3/人日

11m3/人日

11m3/人日

コスト

8,000~12,000円/m3

4,000円/m3

3,950円/m3

注:上記の数値は検証した現場での数値であり、現場条件により変わります。

 

・実践成果の普及

 実践事業において成果が得られた取り組みについては、鶴居村内の一般民有林においても所有者の理解のもと、広がりが進んでいます。とくに屋根型路網による路網整備、将来木施業による森林づくりについては、所有者からの要望により 取り組みが進められています。

Future_Tree_11.jpg

 

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