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ホーム > 産業振興部 > 釧路地区水産技術普及指導所 >  害敵(ヒトデ・三角ツブ・タマガイ)駆除について(釧路水指)


最終更新日:2015年9月04日(金)

~害敵生物を見かけたら、陸揚げしましょう!!~

釧路管内で一般的にみられるヒトデ、タマガイ、三角ツブは、主にアサリやホタテガイ、ホッキガイ等の二枚貝を食べています。
そのため、操業時にこれら生物を見かけましたら、海中に戻さず、駆除のため陸揚げするようにしてください。

◎ヒトデ類
ヒトデは刺網漁場やつぶかご漁場、ほっきがい漁場、あさり漁場など漁業を行っている場所であれば、どこにでもみられます。ヒトデが大量発生すると、多くの二枚貝が捕食されるだけでなく、刺網やかご漁業では、漁獲効率が低下したり、作業効率が悪くなるなどの悪影響もみられます。
一般的にマヒトデは沿岸から沖合、あさり漁場までどこにでもみられます。また、厚岸湖内ではコヒトデ、ほっきがい漁場ではスナヒトデ、ほたてがい漁場や沖合の漁場ではニッポンヒトデなども多くみられます。なお、過去に水産試験場からは、1本の腕の長さが10~15cmのマヒトデは、水温10~15℃の時に殻長3.5cmのアサリを、1日に3個以上食べると報告されています。

 マヒトデ

マヒトデ

コヒトデ 

コヒトデ

 アサリを捕食するヒトデ

殻長4cmのアサリを捕食中のマヒトデ

 

 
◎タマガイ類
主にあさり漁場やほっきがい漁場でみられるタマガイ(釧路管内ではエゾタマガイ、チシマタマガイなど数種類)は、アサリやホッキなどの殻に穴を開けて、身の部分を捕食します。食べられた貝には丸い小さな穴が開いているので、見るとすぐにわかります。また、春から夏にかけて、あさり漁場ではタマガイが産み付けた砂ぢゃわん(タマガイの卵嚢(らんのう))が多くみられ、1つの砂ぢゃわんから数千個のタマガイが産まれてくると言われています。このことから、タマガイだけでなく、砂ぢゃわんも見かけたら陸揚げ(駆除)するようにして下さい。

タマガイ 

タマガイ

アサリを捕食中のタマガイ 

殻長4cmのアサリを捕食中のタマガイ

 タマガイの居る場所

タマガイが潜っている場所(砂が割れているところ)

穴の開いたアサリ

 タマガイに穴を開けられたアサリ

 砂ちゃわん(タマガイの卵)

砂ぢゃわん(タマガイの卵嚢)

 アサリ漁場にみられる砂ぢゃわん

あさり漁場に産み付けられた砂ぢゃわん 


◎三角ツブ類
あさり漁場やかき養殖施設では、三角ツブ(釧路管内では一般的にオウウヨウラクとエゾチヂミボラの2種類)もタマガイと同様にアサリやカキに穴を開けて、身を捕食しており、水温7℃以上になると活発に捕食活動する傾向があります。また、オウウヨウラクは5月下旬~7月下旬(春から秋まで長期間)、エゾチヂミボラは4月下旬~5月下旬に産卵し、この時期はあさり漁場のサンドチューブなどに多くの卵嚢が産み付けられているのが確認されます。

オウウヨウラク 

オウウヨウラク

エゾチヂミボラ 

エゾチヂミボラ

 オウウヨウラクの卵嚢

オウウヨウラクの卵嚢

エゾチヂミボラの卵嚢

 エゾチヂミボラの卵嚢

 アサリを攻撃する三角ツブ

アサリを攻撃している三角ツブ

 



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