最終更新日:2020年5月08日(金)
くしろ地域では、ラムサール条約登録湿地など優れた自然環境を背景に、数多くの事業者や団体がエコツーリズムや体験型観光に取り組んでいます。
エコツーリズムは、自然環境や歴史文化などの観光資源を保全、維持するための配慮を行いながら、専門家からのガイダンスを受け、自然・歴史・文化といった地域の魅力を体感することのできる旅行の考え方です。
阿寒摩周国立公園や、釧路湿原国立公園、厚岸道立自然公園などの自然に恵まれ、湿原の散策やカヌー、乗馬などのアウトドア活動を楽しむことができる、この「くしろ地域」で、地域の魅力を存分に味ってみませんか。
北海道では、誰もが安全に安心してアウトドア活動を楽しめるように、平成14年度より「北海道アウトドア資格制度」をはじめました。日本で唯一の資格制度です。
北海道アウトドアガイドは、安全なアウトドアのための知識や技術を備えた専門家として、北海道知事が認めたガイドです。
詳しくは、以下のバナーよりご覧ください。(外部リンク)
アウトドア事業者が、ガイド資格取得者の適正な人員配置、安全対策、備品の整備等、一定の要件を満たしている場合、申請により審査の上「北海道アウトドア優良事業者」として、知事が認定・登録する制度があります。
認定審査の分野は「山岳」、「自然」、「カヌー」、「ラフティング」、「トレイルライディング(乗馬)」の5つに区分されており、それぞれ最低3年以上の資格所有者を要するなどの条件があります。
くしろ地域の「北海道アウトドア優良認定事業者」は こちらから
くしろ地域には、国の特別天然記念物であるタンチョウが生息しています。全長120cm~150cm、翼を広げた大きさ240cm、体重7kg~10kgと大型の鳥で、羽毛は全体に白く、長くて黒い風切羽を持ちます。頭頂から後頭部は皮膚が裸出して赤く、「丹頂」の名前の由来となっています。
明治時代に乱獲され、一時は絶滅したと思われていましたが、大正時代末期に十数羽が再発見され、鶴居・阿寒地区住民の保護活動により生息数を増やしています。
保護活動の一環として、餌の見つけづらい冬に給餌活動を行っており、管内に3カ所ある給餌場は100羽以上が集まってくる観光スポットにもなっています。
【冬の給餌風景を見る】
○ 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ(鶴居村)
○ 鶴見台(鶴居村) ※観光協会ページ
○ 阿寒国際ツルセンター「グルス」(釧路市阿寒町)
【一年を通して観察可能】
○ 釧路市丹頂鶴自然公園(釧路市)
○ 釧路市動物園(釧路市)
○ 阿寒国際ツルセンター「グルス」(釧路市阿寒町)
くしろ地域には、釧路湿原をはじめとする豊かな自然環境の中、タンチョウの他にも多くの野鳥が生息しています。バードウォッチングの際は、マナーを守って楽しい思い出を!
本ページに関するお問い合わせは…
北海道釧路総合振興局産業振興部商工労働観光課観光振興係
TEL:0154-43-9182(直通) FAX:0154-41-0967