導入した作業システムのページ

 

 

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森林・林業再生プラン実践事業

導入した作業システム

導入した先進林業機械を中心に構築した作業システムです。

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  1. 100~150m間隔を目標に、路網を整備
    ウインチ集材の作業性を考慮し、上げ荷で集材できる路網配置を構築
    「上げ荷」とは、ウインチによる集材を谷側から山側へ牽引することです。
     
  2. チェンソーで伐倒(路網からハーベスタが届く範囲はハーベスタで伐倒)
    伐倒の方向でウインチの作業効率が大きく変わる
     
  3. トラクターのウインチで集材(グラップルが届く場合はグラップルで集材)
    ウインチ集材は100m程度まで可能、伐倒方向により樹高分集材距離が伸びる
     
  4. ハーベスタで造材
    全幹でウインチ集材、路上でハーベスタ又はチェンソーでの玉切りを基本とする
     
  5. ハーベスタ又はグラップルで巻き立て
    土場又は路上で巻き立てし、搬出に備えます
     
  6. 牽引荷台で集材・搬出
    土場又は鶴居村森林組合土場までの搬出に、必要に応じて牽引荷台で運搬します

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(路網配置と作業システムの概念図)

 実践事業ではウインチ付き林業用トラクターを中心とした作業システムを、ドイツ・オーストリアのフォレスターからの提案をもとに導入しました。

 日本ではあまり一般的とは言えない作業システムで、鶴居村森林組合も提案を受けた時はトラクターとウインチがどこまでの牽引力があるのかなど、不安な部分がありました。

 しかしフォレスターは、ドイツ・オーストリアで実際に動いている様々なシステムの中から、十分な実績があり鶴居の森林資源量、地形、地質などを全てをふまえたうえで、トラクター・ウインチシステムを提案しました。

 フォレスターからは、日本側が不安に感じていることも十分理解した上で、ドイツ・オーストリアで実際に動いているところを見て判断して欲しいとのアドバイスを受け、欧州における現地研修で様々な機械による作業状況を視察しました。

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(ドイツ・オーストリアでの作業状況視察)


 ドイツ・オーストリアにおいても、トラクター・ウインチシステムだけではなく、ハーベスタなどが中心の作業システムも機能していますが、現地で様々な機械による作業システムを視察し検討した結果、鶴居村の林分に近い森林ではトラクター・ウインチシステムが最も効率的で経済的であるというフォレスターからの提案を理解することができました。

 フォレスターの提案が、経験と根拠に基づいた、鶴居村に最も適しているものであるとの認識を深め、実践事業において鶴居村森林組合が導入するシステムとして決定しました。

 作業システムでは、導入した林業機械(実践事業ではウインチ付き林業用トラクター)が注目されますが、低コストと効率性向上に対し重要なポイントは、基本となる作業システム(ウインチ集材)が効率よく行われることを考慮して配置された路網の整備です(路網整備のページへ移動)
 

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