森林・林業再生に向けた取り組み

釧路地域林政連絡会議

(H25.11.13合同検討会国有林内での検討状況)

これからの森林・林業の再生に向けて、国有林・民有林一体となった取り組みが重要となっています。

平成２４年度からは地域における連携に向けた取り組みを充実させるため、全道の総合振興局・振興局ごとに「地域林政連絡会議」を設置しています。
平成２５年６月１７日には、北海道と北海道森林管理局が密接な連携による森林づくりを目指し「北海道の森林づくりに関する覚書」を締結しました。

釧路管内においても、根釧西部森林管理署と釧路総合振興局で「釧路地域林政連絡会議」を設置し、お互いが開催している検討会を連絡会議に位置づけて相互に参加することにより技術交流・情報交換を図り、地域内での連携を深めています。

国有林と連携して検討会などを行ったことにより、国有林で導入が進んでいる高性能林業機械を中心とした作業システムがもたらす低コスト化、効率の高さ、そして作業員の労働環境の向上、特に安全性の向上を再認識することができました。

現在民有林において課題のひとつとなっている、森林所有者の積極的な施業参加へのきっかけとして、低コスト化がもたらす影響は大きいと思われ、国有林と連携して情報の共有が進んだことで民有林関係者の取り組み意識、実効性の向上の必要性を感じました。

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