公益財団法人日本鳥類保護連盟では、多年にわたり野生生物保護に関する優れた功績を積み重ねられた個人・学校または団体に対して表彰を行っています。
このたび、令和7年度愛鳥週間野生生物保護功労者表彰について、釧路総合振興局管内から次の方の受賞され、6月19日、浜中町役場にて表彰状を伝達しました。
○環境大臣賞(釧路管内では10年ぶり)
受賞者:永谷ミツ(ながたに みつ)
※表彰状伝達式は代理(永谷正子氏)が出席
○功績概要
永谷ミツ氏は、夫である治男氏が昭和26年から始めたタンチョウへの給餌活動にご協力されていました。治男氏は昭和46年から平成23年にかけて「北海道タンチョウ給餌人」として委嘱され、その後ミツ氏が引き継ぎ、平成24年から令和4年までの10年間給餌人としてご尽力いただきました。また、ミツ氏の給餌人としての活動は現在、息子の徹氏に引き継がれています。ミツ氏は給餌人としての10年を含め、長年タンチョウの保護活動に取り組み、個体数の大幅な回復に貢献されました。