管内の概要

管内の概要

位置

釧路総合振興局釧路建設管理部が所管する管内は、北海道の東部に位置し、北部は比較的標高の高い千島火山群を境としてオホーツク総合振興局に接し、西部は十勝総合振興局に、南部・東部は太平洋、オホーツク海に面する根釧台地と称される標高20~80mの広大な丘陵地帯となっています。

釧路、根室

面積

総面積は、約14,497㎢(歯舞群島・色丹・国後・択捉島を含む)で、全道の約 17.3%を占めています。北方四島(約4,908㎢)を除いた面積は、青森県 (約9,645㎢)の広さとほぼ同じです。

人口

管内は、2市10町1村で構成され、令和4年1月現在の総人口は約29万2千人(釧路:220,568人、根室:71,418人)で、全道総人口(約518万人)の約5.6%を占めています。

産業

当管内は、豊かな自然を背景に農林水産業を主要な産業として発展してきました。農業は、乳牛などを主体とした酪農経営で、全道有数の大規模酪農地帯を形成しています。また、水産業は、釧路港・根室港などを中心に全国的にも有数の水産物供給基地として、重要な役割を果たしています。商工業は、水産、畜産資源を背景とした食料品製造業が盛んです。

観光

管内は、風光明媚で自然豊かな観光資源に恵まれ阿寒摩周、知床、釧路湿原の3国立公園と厚岸霧多布昆布森国定公園、野付・風蓮、斜里岳の2道立自然公園を有しており、すぐれた自然に関するワイズユース(賢明な利用)という考えのもと、自然と共生する地域づくりを進めています。令和3年度の観光客の入り込み数は約564.5万人(釧路管内:約467.7万人、根室管内:約96.8万人)となっています。

気候

管内は「夏期湿潤冷涼、冬期乾燥寒冷」で、平均気温は7.5℃(釧路市)となっています。 春から夏にかけて沿岸部では陸上と海上の温度差や、道東沖で交錯する海流の影響で発生する「海霧」のため、日差しのさえぎられる日が多く、釧路市の年間平均霧発生日数は70日前後に達します。秋は、降雨量が少ないうえ日照時間も長く、過ごしやすい季節となり、冬は晴天が続きますが、気温が低く、厳しい季節となります。

カテゴリー

釧路建設管理部のカテゴリ

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