釧路総合振興局長の木村英也（きむら ふさや）です。
くしろ地域は、豊かな自然環境に恵まれ、水産物や農畜産物、乳製品などの魅力ある食やアイヌ文化などの優れたポテンシャル（潜在性）を有する魅力あふれる地域です。
振興局では、これらのポテンシャルを最大限に活かすべく、職員が現地に出向き地域の声をお聞きし、農林水産業をはじめとした地域を支える産業の振興や交流・関係人口の創出・拡大、ゼロカーボン北海道への貢献に地域の皆様と連携しながら取り組んでまいります。特に、交流・関係人口の創出・拡大に向けては、アドベンチャートラベルのコンテンツの充実やガイドの育成など、多くの方々にくしろ地域へ足を運んでいただけるよう取り組んでまいります。
一方で、今年1月の能登半島地震では、石川県を中心とした地域が大きな被害を受け、今なお多くの方が避難生活を余儀なくされているところですが、くしろ地域でも切迫していると言われる日本海溝・千島海溝周辺を震源とする巨大地震への対策が求められています。
振興局では「災害に強いまちづくり」に向けて、社会資本の整備や地域防災力の強化を着実に推進してまいります。
また、2024年度に全線開通が予定されている札幌・釧路間の高速道路につきまして、その開通効果を最大限に高められるよう各種PRを実施してまいりますので、地域一丸となって盛り上げていただきますようお願いいたします。
■プロフィール
埼玉県入間市出身。北海道大学大学院環境科学研究科を修了後、1992年11月に道庁へ入庁。約30年間にわたり建設関係業務に携わる。釧路管内勤務は初めて。
前任（2023年5月まで）建設部建設政策局施設保全防災担当局長。
