移住者インタビュー 厚岸町

 

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北海道内からの移住で新たなチャレンジを

神田 潤一さん

(斜里町出身/厚岸町在住/Iターン)

豊富な海産物で有名な厚岸町ですが、厚岸町の中心部から車で30分ほどの 上尾幌という地区では、しいたけが有名なことをご存知でしょうか? この地区ではおよそ50年前からしいたけ栽培が行われており、町をあげて 生産者の育成を行っています。
そんな上尾幌でしいたけ栽培の魅力にとりつかれ、2019年に地域おこし協力隊 としてやってきたのは神田潤一さん。しいたけのことはもちろん、厚岸町での生活について伺いました。

<この記事のポイント>
  • ・道東内での移住
  • ・しいたけの生産を行う地域おこし協力隊
  • ・生産者の育成に取り組んでいる厚岸町
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菌床には1日に何度か水をかけてあげるのだそう

ー厚岸町に移住した経緯を教えてください。

僕の妻が厚岸町の出身なんです。元々僕らは斜里町で結婚してしばらく暮らしていたんですが、 環境を変えようかということで、2019年8月に妻の出身地の厚岸町にやってきました。 地域おこし協力隊のことは妻から紹介されたんです。元々生き物が好きだったりコツコツ 調べ物をしてモノを作ることが好きだったので、生産者として地域に根付く生き方に興味があり、現在に至ります。

ー移住に関する情報はどうやって収集しましたか?

行政からのサポートを受けたり、厚岸町出身の妻と一緒に情報収集をしました。

ー厚岸町ではどんなお仕事をされているんですか?

厚岸町上尾幌にある、きのこ菌床センターでしいたけの生産者として活動しています。 僕が活動している上尾幌は、元々炭鉱の町として栄えていたんです。50年ほど前、 炭鉱が立ち行かなくなったとき、この土地でもできることはなんだろう?と考え、 しいたけ栽培に目をつけたのだとか。上尾幌は盆地なので、昼と夜の温度差があるんです。 しいたけが育つには適した土地だと言えますね。ただ、季節によっては湿気や温度に 気を遣わなければいけないですし、育てることに関しては苦労がかかります。 ですが、その分やはり面白いですよ。

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収穫の時期にはこれだけのきのこが菌床から生える

ー神田さんはどんな風にきのこを育てられているんですか?

僕は2種類のしいたけを育てていまして、小ぶりではあるのですが肉厚で食べ応えがあるのが特徴です。 厚岸町の地域おこし協力隊として、道内外できのこ生産に関する研修に参加した中で面白いと 思って取り入れたのが、この「吊棒栽培」です。
この辺りではあまり実践している生産者さんはいないので、道外の研修に参加したときにこの 「吊棒栽培」の事例を見て学びました。
他にも海外から取り寄せた部品を組み合わせて加湿器を作ってみたり、手作りで大きな水槽を 用意したり、予算が限られているのでDIYできのこ栽培に関することを試しています。
自分が気になったことや面白いと思ったことを、試行錯誤しながらも実践することが できる環境にいられるのは、ありがたいと思いますね。自分が何かのきっかけで思い ついたアイデアに対して、挑戦させてもらえるんですよ。それがこの土地できのこを 育てる上で何か役に立つことがあれば、なおさら嬉しいです。

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ー厚岸町での生活はいかがですか?

上尾幌にある一軒家で家族4人で暮らしているのですが、とても住みやすいですね。 ここ上尾幌は釧路市にも近いので、買い物をすることにも困ったことはないです。 釧路市まで30分くらいで行けるんですよ。
それから、厚岸町は自然や食が豊かですよね。自然に恵まれながら釧路市などの 大きな街に行きやすいところは気に入っています。
それから、上尾幌は雪が少ない地域なので、雪かきのストレスが減ってよかったです。

ーこれから厚岸町でやってみたいことはありますか?

しいたけの生育過程で排出された二酸化炭素で、植物や野菜を育てられないかなと思っています。 それから、使わなくなった菌床を虫に餌として与えて育て、その虫を販売することも考えているんです。
利用できるものは余すことなく使いたいなと思っています。

ーこれから厚岸町への移住を検討している方に、一言お願いします。

厚岸町は自然も食も豊富な土地です。何より、美味しいきのこが食べられます!(笑)
海の幸も山の幸もあるし、身近な自然も楽しめる町です。
僕個人としては、きのこ栽培を通して子供たちに食育活動も行っていきたいと思っているので、 教育関係に興味がある方にもぜひ一度来てみてほしいなと思っています。

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