移住者インタビュー 厚岸町

 

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北海道内からの移住で新たなチャレンジを

佐倉 咲之介 さん

(札幌市出身/厚岸町在住/Iターン)

豊富な海産物で有名な厚岸町。恵まれた自然環境は、それを支えるうちのひとつです。湿原や森林から流れ込む豊富な栄養分が、厚岸町の海産物をよりおいしくします。

そんな厚岸町にとって欠かせない林業に従事する地域おこし協力隊員として、2021年に着任した佐倉咲之介さん。森林整備のことはもちろん、厚岸町での生活について伺いました。

<この記事のポイント>
  • ・北海道内からのIターン
  • ・森林の振興に従事する地域おこし協力隊
  • ・林業の担い手育成に取り組んでいる厚岸町
03_(写真2枚目)厚岸町の森林.jpg

豊かな森林は厚岸町の自慢

ー厚岸町に移住した経緯を教えてください。

以前は札幌で妻と娘と暮らしていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、当時の仕事が出勤もままならない状況になってしまい途方に暮れていたある日、「地域おこし協力隊」というものを知りました。

幼い頃、父親に連れられて何度か桜・牡蠣まつりに来たことがありますが、その時から厚岸町は魅力的な町だと思っていました。僕の妻が厚岸町出身という事もあり、思い切って移住を決意しました!

ー移住に関する情報はどうやって収集しましたか?

妻の父親から厚岸町の地域おこし協力隊の話を聞き、厚岸町公式ホームページを見ました。移住に関することも具体的な内容が記載されていましたので、そこで収集しました。

ー厚岸町ではどんなお仕事をされているんですか?

地域おこし協力隊員として、「厚岸町森林組合」というところで活動しています。

森林組合では、春に苗木の植え付け、夏に植えた苗木周りの草刈り、秋・冬に立木の伐木作業。これらの作業が大まかな1年の仕事の流れになります。

自然の中なので、山の四季による変化や、たくさんの動物に囲まれながらの作業はどんな仕事よりも解放感があって、とても気持ちのいい環境だと思います。厚岸町は、海ももちろん豊かなのですが、それと同じく森もすごく豊かな町なのです!

04_(写真3枚目)伐木作業の様子.jpg

習いたてのチェーンソー。慎重に作業していきます。

ー佐倉さんはこれからどんな風にスキルアップしていきたいですか?

今はまだ、先輩方についていくことで精一杯なところが多いですが、いち早く厚岸町森林組合の戦力となれるように日々勉強していきたいと思います。

特に伐木作業が自分の中で一番やりがいのある作業なので、早く上達できるよう頑張ります!

05_(写真4枚目)木材検収.jpg

ー厚岸町での生活はいかがですか?

初めての札幌以外での生活だったので、正直不安しかありませんでしたが、厚岸町の穏やかさや、温かく接してくれる厚岸町の人々がすぐに不安を消してくれました。

今は妻と子供二人と過ごしていますが、これからもこの厚岸町で、家族みんなで健やかに暮らしていきたいですね。

ーこれから厚岸町でやってみたいことはありますか?

厚岸町に住む方達は、夏祭りが大好きだと聞きます。新型コロナウイルス感染症が流行している時期での移住だったため、僕はまだ一度も参加したことがないのですが、いつか厚岸夏祭りに参加してみたいですね。

ーこれから厚岸町への移住を検討している方に、一言お願いします。

厚岸町は海や山の食が身近で、いつでも食べられるのが最高です!

そしてこの町は四季により顔を変えるので、長期的に住むことで厚岸町の魅力がよりはっきりわかると思います。

イベントもたくさんありますし、小さいお子さんのいる家庭も安心できるよう、町がサポートしてくれるので、本当に住みやすい町だと思います。

さらに今、厚岸町では移住体験住宅(ちょっと暮らし)もやっているので、移住を検討されている方は、一度この豊かな厚岸町を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

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