移住者インタビュー 標茶町

 

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家族がきっかけで決めたUターン

今村 太一さん

(標茶町出身/標茶町在住/Uターン)

標茶町の郊外に立つ一軒家は、真っ白な雪景色の中でよく目立っていました。 ドアを開け「この家、最近建てたばかりなんですよ」と出迎えてくれた男性は 今村太一さん。今村さんは標茶町のご出身。進学で札幌市へ引っ越して以来、 道内各地で暮らしていましたが、最近標茶町へ戻ってきたそうです。現在は コーチングや酪農コンサルタント、ドライフラワー専門店など、 多岐にわたる業界で仕事をしている今村さん。 この日は、プライベートでも仕事でもなんでも話す相手だという、 弟の今村謙輔さんと一緒にお話を聞かせていただきました。

<この記事のポイント>
  • ・家族の体調の変化でUターンを決意
  • ・Uターン後、オフィス併設の自宅を新築
  • ・お仕事はコーチングや酪農コンサルタント
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左:今村太一さん 右:今村謙輔さん 太一さんの弟・謙輔さんにも同席していただいた

ー標茶町にUターンした経緯を教えてください。

太一:10年以上、北海道で牛の飼料関係の仕事をしていました。転勤や出張が多く、北海道のいろいろなところで暮らしたり移動したりする生活をしていました。そんな中、母が病気になってしまい、お見舞いやお世話は釧路市に住んでいる弟の謙輔に任せっぱなし。正直「負荷をかけているな」と思って後ろめたさもあったんですが、仕事もあるし、移動も大変だし……。そして数年前に母が亡くなったとき、ふと「僕が働いている意味ってなんだろう?」と思ってしまったんです。母に会いに行ったり、自分の好きなことをする時間もない中、働いている意味がわからなくなってしまって。33歳のときに、初めて自分の生き方を見つめ直すことになり、標茶町に戻ってこようと決意したんです。

ーUターンするにあたって、標茶町の情報収集はどのように行いましたか?

太一:離れていたとはいえ地元だったので、特に情報収集で実践したことはありませんでした。弟の謙輔も釧路市にいましたしね。
僕たちの周辺にも標茶町に移住してきた人たちがいるんですが、その人たちは移住前に標茶町に訪れていました。一度でも足を運んでみるとその地域のことがわかるんじゃないかなと思います。

ーUターンして改めて気づいた魅力はありますか?

太一:朝、鳥の声や木がざわつく音が聞こえたりする自然の身近さには、戻ってきて改めて気づかされました。

ー現在のお住まいは、標茶町に帰ってきてから建てられたんですか?

太一:そうなんですよ。2020年6月に建てました。僕のオフィスも併設していて、よくここでイベントを開いたり会議をしています。

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ー標茶町ではどんなお仕事をされているんですか?

太一:コーチングや酪農コンサルタント、ドライフラワー専門店などをやっています。主にコーチングの仕事をしていることが多いですかね。コーチングは、相手が何をしたいかわからなかったり、これからどうしていったらいいのかわからないときに、丁寧に話を聞いて一緒に解決方法を探していく仕事です。僕自身何をしたいかわからなかった時期にコーチングと出会い、これを仕事にしたいと思うようになりました。
いまは地元の酪農家さんのコーチングをすることが多いです。課題を聞き出して、その人が本当はどうしたいのか、どうありたいのかを聞き出して、一緒に解決する方法を考えるお手伝いをしていますね。

謙輔:僕は兄が標茶町に拠点を作ったので、よくここに遊びに来たり仕事をしに来たりしています。僕は、薬屋として仕事をしているんです。薬に頼る生活ではなく、最終的になるべく薬に頼らず、健康的に過ごすことができる生活を提案したくて。薬を販売しつつも、お客さんの健康相談にのりながら、そういった生活を目指していけたらと思っています。

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ーコーチングのお仕事というと、都市部の方が需要がありそうな気がしますが。

太一:実際そうなんです。でも僕は極端な話、自分の知り合いや友人としか仕事をしたくないと思っていて(笑)。
標茶町で仕事を始めたのも「標茶町に友達が多いから」、その理由だけなんですよ。高校時代の友人の中には酪農家も多くて、彼らの力になりたい、彼らと一緒に何かやりたい、そういう気持ちが強くて、僕は標茶町で仕事をしています。
たぶん、場所じゃなくて人が好きなんですよ。僕の好きな人が、たまたま標茶町に多かったんだと思います。

謙輔:僕もそう思います。僕はいまは釧路市に住んでいますけれど、自分がどこに住むかというより、好きな人がいるか、どんな人がいるか。僕らの周りにはそんな関係性があるなと思います。

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標茶町でのイベントの様子

ーこれから標茶町でやってみたいことはありますか?

太一:地元の高校生のコーチングをしてみたいです。僕が高校生の頃、本当にやってみたいことなんてよくわからなかったし、進路はなんとなく流されるように決めることもあったので。

謙輔:兄が「標茶町で何かをやってみたい!」と思っている人の課題や不安を聞き出してくれると思うので、僕はそれに対して具体的な提案をしたり道筋を示せたりするような事業ができればと思っています。夢を応援できる環境を作りたいですね。

ーこれから標茶町への移住を検討している方に、一言お願いします。

太一:何かやってみたいけどうまくいくかわからない、と思っている人は、僕らでお手伝いできることが何かあるかもしれません。イベントに遊びに来ていただいたり、標茶町にふらっと足を運ぶだけでも何か変わることがあるんじゃないかなと思っています。

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