移住者インタビュー 白糠町

 

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農業をイチから勉強。
サラリーマンだった西村さんが白糠町に来たわけ

西村 純一さん

(茨城県出身/白糠町在住/Iターン)

茨城県出身の西村さんは、東京の企業で働きながら、憧れていた農家になるため様々な土地で就農体験をしていました。そんな折に出会った白糠町に心を決め、2020年に地域おこし協力隊として着任することに。現在は野菜農家と酪農家の両立を目指し、勉強中の日々を送っています。縁もゆかりもなかったこの白糠町での暮らしについて、お話を伺いました。

<この記事のポイント>
  • ・地域おこし協力隊として農業や酪農を勉強
  • ・新規就農を手厚く支援してくれる環境
  • ・ユニークで温かい人がいる白糠町
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ー白糠町に移住した経緯を教えてください。

ずっと農家になることに憧れを持っていました。自分の手で作ったものを自分で食べるという生活をしてみたかったんです。ですが、実家が農家だったわけではないので、夢を叶えるためにはゼロから勉強しなければいけません。そこで、東京で社会人をしながら移住フェアに参加し、農業が盛んな地域を探しては就農体験に足を運んでいました。あるとき、参加した移住フェアで出会った白糠町の担当者のキャラクターがとても濃くて面白く、そこにピンと来たんです。それから白糠町への移住を意識するようになりました。そのほかにも魅力的だったところは、就農支援が手厚く、自分のやってみたいことができる環境があるところです。そんな出会いを経て、2020年5月から白糠町の地域おこし協力隊として働いています。

ー白糠町に移住してみて、大変だったことはありますか?

実は、特にないんです……(笑)。強いていえば、車の運転中にシカなどの野生動物が飛び出てくることに怯えています。

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白糠町のオリジナルTシャツを着て取材を受けてくれた西村さん

ー白糠町地域おこし協力隊として、どんなお仕事をされているんでしょうか?

地域おこし協力隊1年目の現在は、地元の野菜農家さんや酪農家さんで研修をしています。2年目は試験的に自分で少しずつ作物を作ってみて、3年目には本格的な実践、そして4年目に独立を目指して、トライ&エラーの日々です。

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白糠町の酪農家・石黒牧場さんで牛のお世話をしている西村さん

ー白糠町での暮らしはいかがですか?

町の担当者の方が教えてくれた住宅情報を頼りに、公営住宅を借りて住んでいます。実は目の前に海が広がっているんですよ。とても綺麗な景色を見ながら生活していると、白糠町に住んでいることをより強く実感しますね。
移住してから半年と少し経ちましたが、白糠町は親切な人たちばかりです!
夏は野菜農家さんでお手伝いをさせてもらい、冬は酪農家さんで勉強しています。新しいことばかりの環境なのでわからないことも多いのですが、これから独立するのに必要なことを丁寧に教えてもらっています。もちろん日々の勉強も頑張っているところですが、研修先の農家さんの息子さんたちが僕と同い年なので、たまに一緒にお酒を飲みに行くこともあります。それから、お世話になっている農家さんや酪農家さんから野菜や卵、お魚なんかをいただくこともあり、食には困りません(笑)。
元々「住めば都」というタイプなので、白糠町の暮らしには不自由していないんですよ。気候もちょうどいいし、食べ物も美味しいし、この辺りで一番大きい都市の釧路市までそんなに遠くないですし。
白糠町の中では新参者の僕ですが、お世話になっている農家さんをはじめ、多くの方に支えられています。

ーこれから白糠町への移住を検討している方に、一言お願いいたします。

白糠町はこれから新規で就農しようとしている方に、かなり手厚い支援をしてくれる町なんです。子育て支援も充実しているので、家族で越されてくる方も多いです。僕から言えることは、白糠町はチャレンジを応援してくれて、ユニークな人が多くて面白いということです。
僕は地域おこし協力隊として就農を応援してもらっているし、農業の勉強を通して白糠町の面白くて温かい人たちにたくさん出会いました。
農業に興味がある人や、子育ての場所について考えたいと思っている家族に来てほしいですね。

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