感染症発生時の報告方法について
施設内で同一の感染症もしくは食中毒の患者が発生又はそれらが疑われた場合、下記のとおり報告をしてください。
感染症とは感染性胃腸炎(ノロウイルス)、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などです。
報告の目安
次の(1)~(3)に該当する場合報告が必要となります。
(1)同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者
又は重篤患者が1週間以内に2名以上発生した場合
(2)同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10名以上
又は全利用者の半数以上発生した場合
(3)(1)及び(2)に該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る感染症等
の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合
(4)上記(1)~(3)のほか、当面の間、施設等において、相談や支援を希望する場合
発生報告の手順
感染対策のご相談がある場合は、電話でのご連絡をお願いします。
重篤患者が2例以上、死亡例が1例でもあった場合は、休庁日、休庁時間に関わらず、 速やかに電話でご連絡ください。(釧路保健所代表番号:0154-65-5811)
1.次の発生報告申請フォームのURLにアクセスまたは、QRコードを読み取り、設問項目に必要事項を入力してください。
(1)初回報告申請フォーム【釧路保健所】
(2)経過報告・終息報告申請フォーム【釧路保健所】
2.発生状況表をダウンロードし、申請フォームに添付してください。
※報告を確認後、保健所から電話連絡をさせていただきます。
調査への協力のお願い
報告をもとに、電話または訪問により調査を行います。
訪問調査 資料準備について
消化器症状(下痢、嘔吐など)で感染性胃腸炎または食中毒が疑われる場合は、可能な範囲で以下の資料を、準備ください。
1.疫学調査票 症状のある方の発症の経過、受診状況について、わかる範囲でご記入ください。
2.施設に関するもの
(1)調理員を含む職員名簿、職員勤務表(氏名、性別、年齢、職種(担当)、
出勤状況がわかるもの)
(2)入所者・園児(利用者)等の名簿、出席・利用表(氏名、性別、年齢、
クラス名、出席・利用状況がわかるもの)
(3)施設の図面(調理室、トイレ、手洗い、食事場所、部屋番号、
嘔吐があった場所などがわかるもの)
(4)施設の行事予定表(発症2週間程度前から、集団で行ったものがわかるもの)
3.食事(給食)に関すること
(1)献立表(過去2週間の献立がわかるもの)
(2)調理従事者の健康管理記録、検便結果
4.施設の感染症マニュアル
参考資料
リーフレット等、必要に応じて活用ください。
検便検査
対応の手引きについて
○釧路保健所にご相談いただいた内容等を踏まえて、感染症への対応についてのページを作成しています。
○厚生労働省 手引き