若手普及員が乳製品を使った創作料理コンテストを開催! 

 近年、酪農情勢が厳しさを増す中で、牛乳・乳製品の消費拡大は重要な課題となっています。
そこで、加工や販売に携わる業務経験の少ない採用5年目以下の職員8名が、乳製品の加工・消費・販売に関わる基本知識を習得することを目的に、令和4年10月「生乳利活用勉強会」を設立しました。

 活動の第1回目は「チーズ製造実習」、第2回目は「チーズ消費拡大イベントでの情報収集」を行いました。そして、第3回目には高付加価値化担当の木村主査の講義の後に「乳製品を活用した創作料理コンテスト」を開催しました。

 まず、木村主査から「牛乳・乳製品の栄養と消費拡大メソッド」と題して、乳製品の栄養価的特徴や普段の食事に牛乳・乳製品を取り入れるヒント等についての講義がありました。

 料理コンテストは3チームによるチーム戦で行いました。ベテラン職員3名が審査員となり、普及職員が考案・調理した牛乳や乳製品を使った料理の「おいしさ」「見た目」「斬新さ」「牛乳消費量」「手軽さ」を評価しました。コンテストには、主菜・汁物からデザートまで合計10品の料理が出品され、大盛況となりました。

各班に分かれ創作料理を作成する普及職員

調理の様子

出品された料理

出品された料理

 優勝した『チーム男子ごはん』は4品を出品し、いずれも高得点を獲得しました。(最高得点獲得レシピはHP最後に掲載)

優勝した『チーム男子ごはん』

優勝した『チーム男子ごはん』。最高得点者はS普及職員(写真中央)

 参加した普及職員からは、「工夫次第で、様々な料理に乳製品を取り入れられるのだと勉強になった」「これまで『酪農家のために消費しよう』と考えていたが、栄養価等を学んだ事で『健康のため飲もう、料理に取り入れてみよう』と意識が変わった」といった声が聞かれました。
 

 生乳利活用勉強会で学んだ知識や経験を活かして、今後も地域の産業振興に貢献していきたいと思います。

<最高得点獲得レシピ>
「激うま!餅チーズグラタン~おやつにもなるよ♪~」
簡単に作れることと、乳製品と味噌という意外な取り合わせが評価されました。

餅チーズグラタンの写真

<材料>  1人分
餅 1個
ベーコン 10g
チーズ 30g
牛乳 100ml
バター 10g
味噌 小さじ1/3~1/2

<作り方> 
① ベーコンを薄くカットする。
② 耐熱皿にバターをひき、15秒ほどレンジで暖めたあと、耐熱皿全体に塗る。
③ フライパンに牛乳を入れ、1分ほど加熱後、チーズを入れ、良く混ぜる。
④ 餅を②の耐熱皿に入れ、上面に味噌を塗る。その上に③をかけ入れる
⑤ 最後に薄く切ったベーコンをまぶし、トースター(740W)で10分焼く
⑥ 完成

<ポイントやレシピの生い立ち>
 餅が家に余っていたので、消費しようと思い考えました。
今回は四角い餅でしたが、丸餅の方がより美味しく感じます(個人の感想です)。

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