北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議の夏期研修会が開催されました

北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議では、鶴居村の会員農場及びTMRセンターの視察研修を行いました。

植田牧場(代表:植田紘史氏、北海道農業士)ではR3年に搾乳ロボット2台を備えた新牛舎を建設しています。また、暑熱対策のため扇風機のほかにミストも導入しています。参加者からは「ミストの使用で湿気が上がらないのか」「将来、ロボットを増やす予定はあるのか」など多くの質問が出ていました。

合同会社トイピリカ(代表:松井俊治氏、北海道指導農業士)は令和2年に供給を開始したTMRセンターで、7戸の農業者で構成されています。参加者の関心を集めたのは、代表及び総務職員で構成員の酪農経営状況を定期的に分析し、経営を底上げする対策をとっている点でした。この取組についての質問に代表の松井氏は「同じ飼料を給与しても酪農経営の成績に差が出る。TMRセンターの経営のために構成員の経営成績は重要。」と回答していました。

昼食後の意見交換では、電気代抑制対策や従業員の安定確保など多くの話題が出ました。

普及センターでは指導農業士・農業士の活動を支援していきます。

植田牧場での視察の様子

植田牧場での視察の様子

トイピリカでの視察の様子

トイピリカでの視察の様子

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