北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議が冬期研修会開催
北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議は農福連携をテーマとした研修会を開催し、会員のほか関係機関職員など約40名が参加しました。
研修会場の様子
講師の(一社)れんけいの大泉浩一氏より、農福連携に取り組む手順や道内の事例について説明がありました。
取り組みにあたり、休憩所・トイレ・作業マニュアルの整備が必要であること、判断基準の明確化や作業の細分化が必要であることが説明されました。また、農業・福祉が互いを知るための相互職場見学会の開催の提案がありました。
講師の大泉氏
参加者が最も関心を持ったのは、農業者は施設職員に仕事を説明し一緒に手順を組み立てること、障がい者に仕事の説明をするのは施設職員である点でした。参加者からは、『福祉に関して知識のない農業者が障がい者の対応をすることは無理だと思っていたが、説明を聞いてハードルが下がった様に思える』、『実際に作業をしている動画を見て、予想していたよりも任せられる仕事が多いことが分かった』との感想がありました。
普及センターは今後も北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議の活動を支援していきます。