研修の概要
JGAP指導員を育成する基礎研修が、令和5年10月18日~19日の日程で、標茶町のJAしべちゃを会場にして開催されました。道庁農政部食品政策課が主催し、19名が受講しました。釧路管内だけでなく、全道から標茶町に集まった農業者、農業高校教諭、JA職員、普及員らが講師と対面しての講義や受講者同士テーブルを囲んでのグループワークを通して、GAP(農業生産工程管理)の理念や仕組み、認証取得支援の手法を学びました。
講義を聴く受講者
受講者が3班にわかれて行ったグループワークの様子
普及センターの標茶町におけるGAP取組支援
標茶町では平成29年から酪農家全戸約200戸が農場HACCPに取り組んでおり、近年、持続性のある酪農生産推進のため、農場HACCPから幅を拡げて団体でGAPに取り組む機運が高まっています。普及センターはJAなど町内関係組織で構成される乳質HACCP会議の一員として、農場HACCPの巡回点検やそこで見つけた優良取組事例を収集・資料化して農業者へ共有するなどの支援・取組推進を行っています。
これからも普及センターは地域農業者のGAP、農場HACCP取組を支援していきます。