スタックサイロは低く細く作ろう

 キザミサイレージは、肥料代から燃料費、貯蔵時のシート代までを含めると、生収量1kg当たり11~12円ほどコストがかかっています。
 この貴重なサイレージの変敗を少なくし、経営上のロスを少なくしましょう。

1 サイレージ変敗を少なくするには

 雑菌が繁殖しないよう、サイレージに酸素を触れさせないことが第一です。
 スタックサイロは、低く細く作りましょう。

良質サイレージを作る流れ

良質サイレージを作る流れ

2 スタックサイロの大小と踏圧密度、発酵品質の違い

 厚岸町でスタックサイロの大きさと踏圧密度、発酵品質の違いをみてみました(令和元~2年 JA釧路太田、普及センター調べ)。

サイレージの比較

※Vスコア:サイレージの品質を測る指標 酪酸、プロピオン酸、酢酸、アンモニア態窒素含量から判定する。点数が大きいほど良質。

 高さが低く、1日の取り出し長を確保できるスタックサイロをつくると、スタックサイロ用地の確保も必要になってきます。
 今年は、サイロ用地を確保し、低くスタックサイロを作って、サイレージの変敗防止を図りましょう。

農作業を始める前の声かけを習慣にしましょう

この情報は、厚岸郡(厚岸町・浜中町)の農業者向けに、2022年2月に発出したものです。

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