衛生管理向上は取り組みやすい環境づくりから(標茶町乳質HACCP優良取組事例紹介vol.1)

農場の衛生管理向上には、作業者(家族・従業員など)や来場者の協力が
必要不可欠です。標茶町の複数の酪農場から、おすすめの事例を紹介します。

1_生乳処理室入り口の衛生管理(4点セット)

衛生管理の器具や掲示が実践された処理室入り口の写真

  1. 来場者へのお願いを目にとまりやすい場所(処理室ドア)に貼りだしている。
  2. 踏み込み消毒槽の消毒液は汚れると効果がなくなるため、頻繁に入れ替えている。
  3. 手指の消毒液を設置している。
  4. 訪問記録ノートは処理室入ってすぐ脇の机上に配置し、記入してもらいやすい。

2_生乳処理室内の整理整頓

整理されており物品の少ない生乳処理室の写真

5.処理室内は用途ごとに物品を固めて配置しており、不要な物は置きっぱなしにしない。

生乳処理室の机上に整頓しておかれた台帳とホワイトボードの写真

6.奥行きが浅く場所をとらない机の上に台帳やノートを並べ、情報伝達・共有のためホワイトボードも設置している。

酪農家の声「処理室は農場で一番、人が出入りする場所!衛生管理には特に気をつけています。」

事例に取り組む酪農家の声

この情報は2023年9月に地域(標茶町)の農業者向けに標茶町乳質HACCP委員会が発出した技術情報です。

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