8月5日、北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議の夏期研修会が厚岸町で行われ、(株)佐々木牧場とJA釧路太田哺育・育成センターの農場視察を行いました。当日はあいにくの雨模様でしたが、会員、青年農業者、各関係機関団体から38名の出席がありました。
(株)佐々木牧場の代表取締役である佐々木 操さんは、北海道農業士としても活躍され、2月26日に開催された同会の冬期研修会では暑熱改善に取り組むパネリストとして登壇されました。今回の視察では、佐々木さんが自作した牛舎のミストシステムや、良質な粗飼料生産へのこだわりについてお話を伺いました。また、JA釧路太田哺育・育成センターでは、係長の長谷川 淳さんから、設立の経緯や現在の飼養頭数、ほ育・育成牛の管理方法などについて説明をいただきました。昼食後には意見交換会が行われ、活発な研修会となりました。
なお、11月には、指導農業士・農業士と就農間もない若手農業者が一緒に学び語り合う「ニュー・マイスターと語る会」の開催も予定されています。普及センターでは、北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議の会員の皆様とともに、今後も地域の担い手育成に取り組んでいきます。
自作のミストの噴霧状況をcheck!(佐々木牧場)
きれいな環境で飼養されるほ育牛(哺育・育成センター)