指導農業士が高校生に職業としての「酪農」について講演
10月上旬、標茶高校で行われた進路座談会で2名の指導農業士が酪農の仕事について講演しました。
進路座談会は実際の現場で働く人との対話を通して職業を知る目的で行われる1年生の授業です。農業をはじめ福祉など8つの分科会が設定され、農業分科会には11名の生徒が参加しました。
進路座談会の様子
まずは指導農業士より『使えるものは改造などを行い、低コストを心がけている』、『酪農のイメージとして昔から「汚い・臭い・危険」の3Kだが「かっこいい・稼げる・感動」の3Kを目指している』等、経営上心がけていることや経営概要などについて話しがありました。その後、あらかじめ撮影した写真を用いてスマート農業や環境整備の取り組みについても説明されました。
講演後の質疑では、牛の飼料や病気の種類、乳牛・肉牛の価格の比較といった酪農の基礎知識の他に、「牧場従業員と酪農ヘルパー、どちらの方が良いか」「酪農未経験者でもヘルパーになれるのか」など将来の職業選択を見据えた質問も多くありました。
最後に2人より生徒に「ぜひ農業関係の仕事についてほしい」「目標に向かって頑張って」とエールがありました。
スライドを使い施設の配置を説明