『ニュー・マイスターと語る会』が開催されました
北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議は、農業研修生や若手農業者を対象とした研修会『ニュー・マイスターと語る会』を開催しました。ニュー・マイスターと語る会は毎年開催され、今年は釧路市阿寒で農場視察(大西指導農業士)と意見交換会を行い、若手農業者および会員など33名が出席しました。
大西牧場視察では、ISO22000の取り組みが紹介されました。会社の経営理念と作業のフローダイヤグラムが処理室に掲示されており、整理整頓や生乳生産の記録が徹底されていました。また、暑熱対策として導入しているトンネル換気やミストは参加者の関心を集めていました。
午後は『厳しい農業情勢下での営農』をテーマに意見交換がされました。2名の会員から経営の中で心がけていることの紹介のあとに、若手農業者から『この状況下でどのような経営をしたら良いか分からない。アドバイスがほしい』との投げかけがありました。参加した指導農業士から『土壌分析や経営診断などを活用し、経営の中の数字を把握し活用する』、『乳質など、自分の経営の弱みを知り、改善をしていく』などの具体的なアドバイスがされていました。
普及センターは地域の担い手育成活動の支援を継続していきます。
視察研修の様子
意見交換の様子