北海道指導農業士農業士釧路地区連絡会議は若手農業者・研修生を対象にした研修会『ニュー・マイスターと語る会』を浜中町で開催し、若手農業者・研修生11名、会員9名を含む38名が参加しました。
最初に二瓶牧場で視察研修を行いました。
二瓶牧場は5月から10月まで放牧を実施している一方で、タカナシ乳業(株)で製造販売している「特選北海道4.0牛乳」の原材料出荷指定農家である点に関心が集まりました。二瓶氏からは『成分の安定のために、草地管理に力を入れて作った良質粗飼料を食い込ませることで乾物摂取量の確保に努めている』との説明がありました。
牛舎視察の様子
放牧地での視察
午後からは事例紹介として二瓶牧場の成牛舎改築について報告がありました。その後、2班に分かれて行われた意見交換では、視察研修で疑問に思った点、暑熱対策などについて話し合われました。
参加者からは、『増頭の際の頭数はどのように決めたか』、『牛群に残す牛は何を重視しているか』など活発な質問が出ていました。
成牛舎増築の事例報告の様子
意見交換A班
意見交換B班
参加者からは『今後も牧場視察をしたい』という要望が多く、北海道指導農業士農業士釧路地区連絡会議では地域のニーズに合った研修会を企画していく予定です。
普及センターでは今後も農業の担い手育成活動を支援していきます。