2020年産サイレージの品質を地域の関係者でチェック
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JA釧路太田管内の酪農家各戸で、12月10~11日に本年収穫したサイレージの品質調査を行いました。
これは、毎年JA釧路太田の主催で、当年産サイレージ(1番草、2番草、とうもろこし)の開封がでそろう12月に実施しています。
JA釧路太田、サイレージ添加剤販売会社、釧路農業改良普及センター釧路東部支所職員が2班に分かれ、酪農家80戸を巡回しました。
ラップサイレージの場合は、粗飼料分析用の試料の採材、スタック・バンカーサイロの場合は、それに加えて、取り出し断面のカビ・変色、発熱の有無、サイレージの密度の計測を行いました。
今年の1番草は、天候不順による収穫遅延に見舞われましたが、カビ・変色・発熱は、例年に比べ特段多くはみられませんでした。
今回得られたデータは、後日結果が出る、飼料成分分析値と併せて、良質なサイレージ調製に向けて活用していきます。
サイレージの密度計測
取り出し断面に筒を挿入し、中に入ったサイレージの重量から密度を算出
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