生育不良の牧草地で土壌断面調査を実施

生育不良の牧草地で土壌断面調査を実施

 

 

 

普及センターでは、調査研究課題で「火山放出性未熟土壌に適した草地更新法の検討」に取り組んでおり、令和3年6月8日に弟子屈町牧草地で土壌断面調査を行いました。
調査した牧草地は、火山性放出性未熟土壌(保水性が乏しい性質)が広がる地域にあり、地表に礫が多く現れています。令和2年夏に草地更新した牧草種子の出芽定着率は低く、同年、フロストシーディングによる再播種を実施しています。

今回の調査では約1mの深さまで穴を掘り、土の層や硬さなどを確認しました。調査前は「土壌の乾燥が生育不良の要因では?」と考えていましたが、礫の分布は地表だけで保水性のある土壌ということが分かりました。
普及センターでは、今回の結果も踏まえ、生育不良の原因を分析し、火山性放出性未熟土壌に適した草地更新法を検討していきます。

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土壌断面調査の様子

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土層の様子
 

 

 

 

 

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