ニュー・マイスターと語る会が開催されました
北海道指導農業士・農業士釧路地区連絡会議による地域の若手農業者の育成を目的とした「ニュー・マイスターと語る会」が標茶町で開催されました。当日は釧路管内の若手農業者および就農を目指す農業研修生など35名の参加があり、北海道指導農業士の藤川牧場での視察研修ののち、公民館で意見交換を行いました。
視察研修では、藤川指導農業士より乳牛の飼養管理の他に、放牧地の維持管理の重要性についての説明がありました。また、藤川牧場では呼吸器病対策のために育成牛舎にダクト換気を導入しており、参加者からは冬期の疾病対策などについて質問がありました。意見交換会では、若手農業者から資材高騰下での農業経営についての質問があり、指導農業士・農業士から「経営を見直しロスを減らす」「酪農の基本である土・草・牛を大切にする」などのアドバイスがありました。
参加者からは「牧場の工夫が知ることができて良かった」「何でも相談してと言ってくださり心強い、ありがたいと思いました」等の感想が聞かれ、とても有意義な講習会となりました。
普及センターでは今後も指導農業士・農業士釧路地区連絡会議の活動を支援していきます。
視察研修の様子
意見交換の様子