釧路の漁業1

 

釧路の漁業

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さんま棒受け網
 
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漁 場 主漁場は、表面水温が12~18℃の海域に形成され、海水温により漁場が移動。8月の漁場はロシア海域で、主要漁場である道東海域では、9~11月

 近年では、より鮮度の高いサンマを提供するために、船内に紫外線浄化装置と製氷機を、市場内に海水濾過装置、製氷機、海水タンクを導入し、水揚げから荷受けまで一貫した鮮度保持への取組みが行われ始めています。

 
さけ定置網
 
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獲れる魚 秋さけトキサケケイジマスノスケカラフトマスサクラマスほか

 さけ定置網漁業は、回遊してくるサケを引き込んで漁獲する漁法で、大まかな仕組みは定置網本体に魚を誘導する「垣網(かきあみ)=手網」で、誘導された魚は運動場と呼ばれる「囲い網(かこいあみ)」へ集められ、「登り網(のぼりあみ)」を登って、奥の「身網(みあみ)」に入って行きます。この「身網」は、中に入った魚が外に出にくい構造になっており、最終的にこの「身網」に誘い込んで漁獲します。このように定置網は、それぞれの機能を持った各網が巧妙に組み合わせてあります。

 
ししゃもこぎ網
 
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こぎ網の全景
写真元:十勝支庁
操業期間 ししゃも(10月1日以降、連続35日間)

 沖合いに生息していたシシャモは、秋になると産卵のため沿岸域(水深30m以内)に集まり、やがて産卵河川へ遡上します。 シシャモが集まり密集移動する習性を利用し、産卵河川へ遡上する前1~2ヶ月の間に操業が行われます。

 
けがにかご漁
 
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操業期間 ケガニ(西部海域:試験操業、東部海域:2月1日から5月16日まで)

 ロープに付けたかごに餌を入れて海底に沈め、対象となるケガニをおびきよせて中に入ったところを漁獲します。海域によって操業時期が異なり、水深60~130mの漁場漁獲されたケガニは船上で甲長8~9cm(小)、9cm以上(大中)の雄の甲羅の堅い堅ガニだけを選別し、それ以外は全て放流します。


 注)一部他管内の写真を掲載しています。
 


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