遠洋底びき網漁業(北転船)には、米国水域、ロシア水域、ベーリング公海水域がありましたが、昭和52年に、米・ソが200海里水域を設定後、対日漁獲割当の減少や操業区域の縮小などにより、わが国北洋底魚漁業は、伝統的漁場からの撤退、減船等を余儀なくされました。昭和63年には、米国水域における割り当てがなくなり、また平成5年から2年間は、公海での操業も禁止されるなど厳しい規制が導入されています。ロシア海域での操業は、平成3年より民間ベースで復活し、現在、遠洋底びき網漁業(北転船)での重要な漁獲枠となっています。
情報提供元:釧路市水産業対策協議会
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