釧路の漁業2

 

釧路の漁業

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やなぎだこ空つり縄
 
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漁 法 ヤナギダコは冬から春の主要な漁業対象種として空釣り縄で漁獲されています。空釣り縄は大正時代からの伝統的な漁法で、針を仕掛けた縄を沖陸(沿岸線に垂直)に海底に張り、移動するタコを掛けて獲るもので、餌は使いません。

  操業は3~4名の乗組員で行い、年毎にローテーションで割り当てられた3~4カ所の漁場に縄を敷設して、15~20日ほどの間隔で引き揚げと投入を繰り返して行います。漁は寒さの厳しい冬期が中心となるため、操業日数や時間は気象条件に大きく左右される漁業です。
 

 
うに養殖
 
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産 地  火散布

 種苗搬入から2年目の秋に約7割を出荷し、残り3割を越年させて春までに出荷するほぼ2年1サイクルで行なわれています。
 出荷年となる2年目の春に、約40mmまで成長した種苗を25mm目合いの円筒カゴに1千個に分散収容し、その年の秋から随時出荷しています。

 
かき養殖
 
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産 地   厚岸・仙鳳趾 

 養殖かごは直径50~60cmの丸かごで、湖内では1~5段かご、湾内では5~10段かごを使用する。主な目合いは3・5・7分(0.9・1.5・2.1cm)目合いで、シングルシードカキ(厚岸)のみ直径40cmの1分(3mm)目合い丸かごも使用する。

 
こんぶ漁業
 
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漁具のひとつ(かぎ)

採取時期

  棹(さお)前こんぶ漁業:6月上旬~下旬
  成こんぶ漁業:7月上旬~10月下旬
  拾いこんぶ漁業:通年

 かぎ(鈎):浅みに着生しているコンブを採るための棒状の漁具で漁期の前半で使用されます。海面になびいているコンブをかぎですくい上げ、船に引き寄せて手で引き抜いて採ります。柄の長さは、漁場によって6~9mと使い分けており、先端のかぎ部分は60cm前後です。

 

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