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釧路産 マイワシ |
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■釧路港とマイワシ
釧路港の水揚げ量は、昭和44年から昭和52年まで9年連続全国1位となりました。この頃の主要な魚種はスケトウダラとサバで、マイワシの漁獲はほとんどありませんでした。
ところが、昭和49年と昭和50年に数百トン水揚げされると、昭和51年に一気に22万6千トンを超える水揚げがあり、その後、昭和62年にマイワシとしては最大の84万6千トンを超える漁獲量を記録しました。平成3年に48万1千トンと落ち込みながらも、13年連続水揚げ量日本一を維持しましたが、平成5年を境目に大きく落ち込み平成7年は5トン、平成8年は漁獲がほぼない状況まで落ち込む事態となりました。
平成21年以降、徐々に資源量の回復傾向にあったマイワシが平成26年に2万トンを超えて、平成29年は7万6千トンを超える漁獲があり、平成25年以降、マイワシ漁解禁後の盛漁期には、全国のまき網船団が再び釧路港に集結するようになりました。
水揚げの風景
■釧路港で水揚げされるマイワシの特徴
釧路沖で漁獲されるマイワシは、何と言っても脂乗りが非常に良いということです。理由は、冬から春にかけて房総半島から九州沿岸で産卵し、秋にプランクトンが豊富な釧路沖まで来遊するためです。釧路沖は、黒潮(暖流)と親潮(寒流)が出会い湧昇流が湧き、海底の栄養素が表層まで運ばれプランクトンが発生し易い状況になります。このプランクトンを捕食するため釧路沖で漁獲されるマイワシは、全国で漁獲されるどこのマイワシよりも脂肪が豊富なのです。
これらの非常に新鮮で丸々と脂肪を蓄えたマイワシを釧路の水産協会や水産業者が協力して平成28年に「北釧まいわし」として商標登録しました。
■釧路港で水揚げされるマイワシの流通状況
近年マイワシの水揚量は好調で、漁場も近いため非常に新鮮な状態で水揚げされています。鮮度も脂乗りも抜群のマイワシは、刺身やマリネ、なめろう、たたきで食べても絶品です。
また、市内の加工業者は、マイワシの小骨による食べ難さを解決するため、蒲焼や生姜煮などの丸ごと骨まで食べられるレトルトパウチ(高圧加熱殺菌)食品や缶詰等の商品開発を盛んに行っています。
釧路産のマイワシに興味を持たれた方は、是非、釧路産マイワシの脂乗りの具合をご賞味ください。
マイワシの棒寿司
マイワシのなめろう
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