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白糠産 秋さけ |
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■白糠秋さけの漁獲
白糠沖での秋さけ漁については、毎年、8月末から11月中旬にかけて「定置網漁業」という漁法を用いて行われており、多い年には3,000トン以上が漁獲される白糠漁協においての中核的漁業です。
この「秋さけ定置漁業」で使用される定置網は大変大きく、魚を誘導するフェンス状の網(垣網)部分は全長が1キロメートルにも及び、実際に魚を捕獲する網(身網)部分は白糠町役場の庁舎も入ってしまうほどの大きさとなっています。
白糠漁協の操業海域には、この仕掛けを9基設置し、期間中には毎日、朝4時前から操業が行われ、鮮度保持のため氷柱による温度管理を行いながら、午前7時には白糠漁協市場に水揚げし瞬時に雄雌・等級分けしたのち、事前の入札結果に基づいて仲買人のトラックに乗せ各加工場へと運ばれて行きます。
※白糠沖での操業の様子 ※白糠漁協市場前での水揚の様子
■漁獲状況と資源回復への取り組み
近年の秋さけ定置漁業においては、未だ詳細な理由の解明は進んではいませんが、海洋異変等に起因して、さけの「回帰率が低迷」し漁獲が減少する傾向となっています。
白糠漁協では、秋さけ資源の維持増大を図るため、毎年、白糠漁協が管理する2箇所のふ化場等において、さけ稚魚の人工飼育を行い毎年、大量の「稚魚を放流」し、来遊量の回復に努めています。
※過去に行われたさけの海中飼育の様子 ※さけ中間育成施設
■白糠の秋さけは一味違います。(魅力)
太平洋で漁獲される秋さけは、身のしまりが良く適度な脂もあり良質とされ、その様な中にあって白糠漁協が漁獲する秋さけについては、大漁であっても船倉には一定量の魚しか積まず魚同士が圧迫するのを抑止すると共に、沖合で漁獲してから仲買人のトラックに荷積み込むまでの時間を短縮することにより、魚体の痛みが防がれ、特に鮮度は抜群のものとなっています。
このような取り扱いを行っている白糠産秋さけの中から、特に品質の良いものを「恋問鮭」として出荷するブランド化も進めています。
又、地元での秋さけの購入については、「町内仲買人の直売所」や「白糠漁協直売所(道の駅恋問館にもあり)」において、9月上旬から10月中旬(塩蔵冷凍ものは年中)の間に購入が可能ですので是非ご利用ください。
※水揚げしたばかりの秋さけ ※白糠産秋さけのブランド名(恋問鮭)
【関連リンク】
<白糠町>
◎白糠漁業協同組合
住所:白糠町岬1-2-42
TEL:01547-2-2221
URL:http://jf-shiranuka.com/
◎白糠道の駅恋問館
住所:白糠町コイトイ40番地
TEL:01547-5-3317
URL:https://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/263/
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