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白糠産 ヤナギダコ |
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■白糠のヤナギダコひと味違います
ヤナギダコについては、主に北海道太平洋沿岸で獲れますが、白糠町沖合では12月から翌4月までの間に漁獲が行われております。
白糠海域は、その沿線が丘沿に35キロメートル以上に及ぶ.全国でも有数の広い漁場を有しており、その広大な漁場で漁獲されるヤナギダコについては、ストレス無く、これもまた白糠の名産品で大変美味ある毛ガニやツブ等を捕食し成長しております。
白糠のヤナギダコは、専門業者の方たちからも他のタコに比べて、柔らかくタコ本来の風味が良く美味いとの評価も得ており、タコの旬としては、海水温が下がり体に栄養を蓄える、「12月から4月がその適期」となります。
■こだわりの加工方法
白糠では大正期には既に茹ダコを中心としたヤナギダコの加工が行われており、古くからのノウハウが町内の加工場に伝承され、その手法を基に噛むほどに旨味あふれる絶品の茹加減で各加工場の直売所にて販売が行われています。
又、白糠漁協では変わり種の加工法も手掛けており、タコの卵巣を塩辛仕立にした「まんまの塩辛」やレンジで手軽に調理が可能な「生だこレンジデポン」等の製造販売も行っており、「白糠道の駅恋問館」にて購入が可能です。
白糠漁協で加工されたヤナギダコ食品
■ヤナギダコの漁獲
ヤナギダコは地域の特産的な重要魚種であり、現在は「空釣り縄漁」という少し変わった漁法を主として漁獲されています。
その手法としては、その名のとおり長縄(ロープ)を横に張り、そこに針を付けた糸を多数吊るし、タコの生息海域に沈めて漁獲するもので、ここまでは釣りにも近い普通の手法だと思われるでしょうが、この先が少し変わっていて、「針には餌を付けない」のです。
それではなぜ漁獲されるのかというと、漁師が長年かけ培ったデータと、その年の条件に合わせてタコの移動習性を解読し、適正なタコの移動ルートに「空釣り縄」を張り巡らすため、タコは餌が無くとも針にかかる仕組みになっております。
■資源回復への取り組み
そのようなヤナギダコではありますが、昭和50年代初めには白糠前浜では、ほとんど漁獲できない不漁の年が続いたこともありました。
その対応策として、地元漁協や白糠町の要請に基づき北海道では、白糠沖にヤナギダコの産卵場所となる「ヤナギダコ産卵礁」を多数投入し、漁場の造成を行い稚ダコの育成に努め、結果として現在では、年度間での漁獲量の増減はあるものの一定規模での安定した漁獲が図られています。
白糠沖合でのヤナギダコ産卵礁の設置風景
【関連リンク】
<白糠町>
◎白糠漁業協同組合
住所:白糠町岬1-2-42
TEL:01547-2-2221
URL:http://jf-shiranuka.com/
◎白糠道の駅恋問館
住所:白糠町コイトイ40番地
TEL:01547-5-3317
URL:https://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/263/
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